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第二次世界大戦におけるドイツ軍とフランス軍、そして情報化の価値

というわけで、MC☆あくしず Vol.1に連載している「萌えよ!戦車学校」でフランス軍の作戦について書いてあった。そこで、今日は第二次世界大戦における防御について考えてみようと思う。

さて、第二次世界大戦の初期においてフランス軍はドイツ軍にコテンパンに叩きのめされたと戦史を読めば書いてある。なぜかと言えば、第一次世界大戦的な硬直した防御重視の作戦思想の為にドイツ軍のテンポの速い電撃戦に主導権を握られて敗北したというのが教科書的な回答であろう。しかし、以前、防御について書いたこれのような考え方は基本的には第一次世界大戦時も通用したものであり(まただからこそ戦線が膠着した)、その意味ではフランス軍は防衛線を保持し危機に陥った地点に予備隊を投入するという方式を知っていたはずである。実際、第二次世界大戦におけるフランス軍は戦線の構築と突破してくるドイツ軍に対してDCR(装甲予備師団)を用いるという作戦を立てていた。

ではなぜフランス軍は敗北したのか。まず、独仏国境に建設した要塞線であるマジノ線建設に予算と兵力がとられて防御をする戦線の厚みを削いでしまい実質単線防御となり突破を容易にしてしまったこと。また、峻険な森林地帯であり戦車を含む大部隊は通過不能と思われていたアルデンヌ高原をドイツ軍が通過して攻撃をしたことによる奇襲効果があったこと。そして、混乱によって適切な予備隊の投入が出来なかった事等、理由はいくつか考えられる。

翻ってみてドイツ軍であるが、第二次世界大戦では最終的にドイツ軍も負けているという事を忘れてはならないだろう。特にクルスク戦以降のドイツ軍はソ連軍の攻勢に対して何度も突破され包囲され兵力を削がれていったという事実がある。さてこのような中でドイツ軍は機動防御という戦術を用いていたわけであるが、これも基本的には前述のフランス軍の作戦思想と大きな違いはない。もちろん、第二次世界大戦初期にコテンパンに叩きのめされたフランス軍とは誘致導入や予備隊の投入のタイミング等の巧拙に大きな違いはあるが、防御線を構築し敵主力を予備隊で叩くという意味では同様の思考の延長線上にある。

しかし、何度も言うがドイツは敗北した。これも基本的にはフランスの敗北の理由と大きくは変わらない。兵力不足による戦線の薄弱化、予備隊の減少、ソ連軍の同時突破による混乱といったのが原因である。

防御は突破され蹂躙され混乱に陥ると適切な予備隊の投入も出来なくなり、敗北する。これはドイツもフランスも同じであった。では、これをいかに回避するのか。少ない兵力でも最大限の効率で運用し強大な攻撃側をいかに食い止めるのか。もちろん兵力の限界はあるにしても、効率の向上はより戦術の柔軟性を与えるはずだ。

これに対する現代的な回答を加えるとC4ISRという概念が出てくる。C4ISRとは指揮、統制、通信、コンピュータ、情報、監視、偵察の統合概念であり、平たく言えば軍事における情報化を意味する。つまり、上述のドイツ軍、フランス軍の失敗の大きな原因が指揮統制の混乱であるとすれば、これをコンピュータの力を借りて強化すれば問題の一部は解決しうると考えられるのだ。もちろん、これが絶対的兵力の不足を解決することはない。しかし軍隊が組織的な行動をする担保が指揮統制の機能に求められるとすれば、これの強化はより粘り強く戦うには必要な要素だと考えられる。

一応付記するが、これをRMA(軍事における革命)ともてはやす向きもあるが、単なる効率化では決定的な革命とは言いがたいと考える。これについては、もっとドラスティックで革命的な物を意味するはずであり、それはこのような単なる効率化ではないと私は考えている。

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