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戦いにおける勝敗

二者以上の主体間において我が意志を強要せしめんが為に行う暴力行為こそ闘争である。この意志を強要せしめんと言う意思は相互に働く。防者であっても攻者の意図を拒否せしめんと言う意思の強要が存在する。
ここで勝敗が決するのは敗者が敗北を認めた時であるか、若しくはどちらかが消滅した場合である。前者の代表例が第一次大戦におけるルーデンドルフの敗北の認識であり、後者の代表例は第三次ポエニ戦争におけるカルタゴの消滅である。この意味においては太平洋戦争における玉音放送、ミズーリでの降伏文書調印式、サンフランシスコ条約締結という一連の行為も敗者が敗北を認識すると言う意味で非常に重要であったと考える。こういった意味においては、最終的に闘争行為とは我慢比べに他ならないとも言える。
イラク戦争における2003 年5 月1 日に行われた戦闘終結宣言や、日中戦争における国民党政府との交渉の拒否というのは、敗北させるべき敵を失ってしまった典型例であると言える。イラク戦争では戦闘終結宣言こそあったが、明確な勝利宣言は発せられなかった。日中戦争では屈伏させるべき敵が居ないまま戦争を継続し泥沼になった。
つまり、闘争には敵が必要であり、その敵に敗北を認めさせるべく努力をするのが闘争の基本的な目標となる。その意味で敵を交渉不可能な状況に置くのは、相手を消滅させる絶滅戦争をするのでもない限り愚策である。また、この闘争の原理から考えれば、核戦争というのが敵の絶滅、そして自分の絶滅に至るであろう予想から、戦争としては全く意味のない行為である事が見て取れ、だからこそ相互確証破壊戦略と言うのが成立し得たのだと言える。
ここで、なぜ敗者は敗北を認めるのであろうか。何故暴力によって敗北を認め相手の意図を飲むのであろうか。まず、第一に考えられるのが暴力により抵抗力を奪われ相手の意図を飲まざるをえない状況になると言うクラウゼヴィッツが定義したものである。敵戦闘力の無力化を意図するという事が作戦、戦術上の目標として良く用いられるのはこのためであると考えられる。しかしながら、非対象戦といった概念やLICといった概念が存在する現在においてこの第一の手段にのみ限定するのは
妥当とはいえないだろう。実際的には多くの戦争は限定的な目標を得るために行われる場合が多い、そういった意味で相手の絶滅を目標としない現実的な戦い方での敗北の認めさせ方こそ戦略の主たる問題の一つであると考えられる。
また、闘争の一形態である戦争が厳密に定義できないという問題もある。個人的な私闘は闘争であるが戦争ではない事は論を待たない。法的に戦争を定義する事も宣戦布告や最後通牒が存在しない戦争も現代では多く、またパリ不戦条約以降合法的な戦争が存在するのかも疑問である。ウェストファリア体制に論拠を置くのも亜国家主体が活躍するLIC といった状況には適用できず空虚である。闘争の規模により定義するのも主体により装備の質の差が非常に大きくなじまないであろう。核戦争からゲリラ戦争まで非常に戦争の範疇は広い。コントロールされているか否かというのも警察力がコントロールされた暴力である以上説明としては不十分であろう。
ただ、一つ言えることは勝敗は勝者が決定する物ではなく、敗者が決定する物であるという事である。これは、そもそも防衛側が防衛と言う意思を持つ事により意思の対立を起こし闘争を起こすという原理と同時に極めて重要な原理であると言える。

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昔書いた原稿。今からみると、極めてフォッシュ的というかそのものだけど。決して間違いじゃないと考える。
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