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対戦車兵器だけでは勝てない

さて、戦車は歩兵の対戦車兵器により容易に撃破されうるという意見であるが、これについても確かに一面では正しいものの、これがすぐに戦車が使えないという結論にはならないだろう。

確かに、対戦車兵器は戦車を撃破しうる。第四次中東戦争におけるシナイ半島正面での戦いでは対戦車ミサイルによりイスラエル軍は大打撃を受けた。しかしながら、対戦車兵器による攻撃にはさまざまな制約がつく。

まず、それが車載でない場合は機動力に制約がつく。一般的に火器は発射による火煙で用意に発射位置を特定される以上、反撃は避けえない。もちろん、現代の対戦車ミサイル等は発射装置と誘導装置が分離しているものも多いし、そもそもFire and Forget性能(発射後に誘導する必要が無い誘導兵器)を保有している、もしくは無反動砲のように誘導が出来ないものもあるが、しかし反撃を受ければ発射機の付近に居る人間は死ぬ。また、たとえ車載でも逃げる際には当然に移動をせざるをえなく、敵に対して暴露をしなければならなくなり非常に危険である。もちろん、戦車のような装甲は無い。さらに言うと、一般に対戦車ミサイルはリアクションタイムで火砲に圧倒的に劣る以上、たとえ先制して射撃をしても撃破される危険性がある。

さて、対戦車兵器の弱点、つまり、機動力の不足、装甲の不足、リアクションタイムの悪さという点を指摘した。もちろん、機動力の不足は改善しうるし、また装甲も張りつけることは可能であるが、機動力と装甲を保有しているというのは、ほとんど戦車である。現実的な回答としては、せいぜい機動力の付与程度であろう(ただし当然これにはコストがかかる)。

では、実際これで戦車を相手にするにはどのようにしたら良いのだろうか、最新の第3世代戦車の正面装甲はほとんどの対戦車兵器では貫徹する事が出来ない。車種にもよるが、側面も抜けない場合が決して少なくはない(また、その他の装甲車両の場合は、戦車に対して装甲で劣ることは注意しなければならない)。つまり、漫然に対戦車兵器を用いても戦車は撃破できず、むしろ反撃を食らう危険性が出るばかりである。そこで、一般的には対戦車火器を集中して戦車を撃破するという戦術をとらざるをえない。実際、通常の歩兵陣地では対戦車火器、機関銃、地雷、迫撃砲、有刺鉄線、対戦車障害等を組み合わせた有機的なコンプレックスを構築し、射線を交叉させ相互支援が可能なようにしている。当然、これに対して戦車も、戦車単独でなく、榴弾砲による準備射撃、工兵による障害の除去、歩兵と協調しての攻撃により、機関銃や対戦車火器の火点を破壊しつつ陣地を無力化する事により攻略することが出来る。

このように、対戦車兵器はそれを適切に使う限り有効である事が明らかになるわけであるが、翻ってみるに、戦車が使えないというならば、戦車の機能を代替できるという事を証明しなければならないだろう。しかし、これは全く不可能である。具体的に考えてみよう。たとえば攻撃をする際。まず、敵の火点を粉砕しなければならない。この際に戦車が無ければ、歩兵による火点の直接制圧や、無反動砲、機関砲等を用いた攻撃が考えられるであろう。ちなみに、航空機による誘導爆弾や榴弾砲はすぐに火力が投射できるわけではないので、これでは対応できない。この際、当然に敵の火点からの攻撃は行われる、このような敵火力の制圧下で機動力を発揮し、さらに射撃を行うというのは、脆弱な装甲しか有さない装甲車両や歩兵だけでは困難である、いや恐らく、すぐに撃破される。また、防御を行う際にも、陣地を捨てて予備陣地に後退する際には陣地から出て暴露をしなければならないが、その際に敵と接触をしたままであると、容易に追撃され大打撃を被る。しかし、戦車がそこで有効な装甲と機動力により敵との離隔を支援する事が出来れば安全に陣地転換が出来る。逆に、逆襲をする際にも陣地を出て暴露する中で敵に攻撃をする上では戦車は中核的な意味を為す。逆襲をしなければ、陣地の相互支援が失われ、陣地が崩壊する以上、逆襲はせざるを得ないのだ。

このような意味で、有効な装甲防御力と機動力を有している戦車というのは必要にして不可欠であるのだ。

前:国内における戦車の作戦機動
戦車とヘリコプター

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