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[C42] はじめまして

自分も兵器とか好きなんですが、
戦略とかそういうのはさっぱりで。
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専守防衛か先制攻撃か

今回の北朝鮮のミサイル発射に関して、専守防衛よりも、先制攻撃、もしくは反撃の能力を持とうという意見が多い。そこで、これについて分析をしてみたい。

端的に言ってしまえば、核でない限りミサイルや爆撃には決定的な能力はない、というのがまず第一の重要な点である。確かに、ある一点、たとえばレーダーサイト、ミサイル基地、固定的な補給処、指揮所といった目標に対して攻撃をするにはこういったスタンドオフ火力というのは一定の効果を上げる。また、戦術レベルでも火力のデリバリーという意味では湾岸戦争やノルマンディ上陸以降のドイツ軍に於いて顕著に見られるように敵の行動を阻害する効果としては大きい(とはいえ夜間行軍や適切な防空、隠掩蔽によりある程度対抗できる、第四次中東戦争におけるエジプト軍によるSAMボックスの効果は絶大でありイスラエル空軍は手も足も出なかった)。

しかし、例えば、ノドンミサイルはTEL(自走式のランチャー)を用いており、トンネル内に隠掩蔽する事が可能であり、この場合これに対する攻撃は困難になる。もちろん、ノドンの場合、直立させ燃料を注入する必要があることから、その間に攻撃する事は可能であるものの、とはいえ、1時間程度でこれを行うのは難しい。比較的目標を発見しやすい砂漠でのスカッド狩りに米軍は散々苦労したことを忘れてはならない。また、北朝鮮の地形は錯雑しており、さらにここにデコイ等を設置すれば攻撃は非常に難しくなるであろう。湾岸戦争でのアメリカ空軍は適切に隠掩蔽された大統領警護隊を撃破できなかったのだ。また、指揮所等は重厚に隠掩蔽されており、通常の爆撃では歯が立たない。また、それが何処にあるのかあるのか、地下施設はその探知が極めて難しい。

もちろん、北朝鮮側の弾道ミサイルそのものの効果も疑問符が付く。BC兵器弾頭の場合、適切な対応を行えば被害は極限できるし、また通常弾頭ではほとんど意味がない事はナチスドイツによるV-2でのロンドン攻撃で証明済である。せいぜい、攻撃された側の市民の敵愾心を燃え上がらせるのが関の山である。また、特定目標を攻撃出来るような能力を弾道ミサイルは有さない。

さて、それでは決定的な力を有する反撃兵器とは何か。単純である、それは歩兵である。歌にもあるように、最後の決は歩兵の任務である。ミサイルを撃たせないために、これを物理的に阻止する為にはどうすべきか。単純である、ミサイルを一つづつ探し出して使えないように占領し破壊すればよい。彼らに戦いを諦めさせ、そして我々の要求を飲ませるものは何か、それは空爆でもトマホークでもない、それは歩兵の銃剣である。イラクがなぜ湾岸戦争後も国際社会の要求を突っぱねたか、非行禁止空域が設定され爆撃がされていたのに、なぜ言うことを聞かなかったのか。日本は都市を灰燼にされても敗北は認めなかったが、ソ連軍、大量の地上軍の参戦により戦争を諦めたのではなかったか。

この歩兵に代表される地上軍の作用を考えてみよう。端的に言って、歩兵の火力は弱い。戦車の火力も航空機の爆弾に比べればたいしたことはない。野砲の榴弾もしかりである。では何が重要であるか。それは、そこに存在すること、存在そのものの効果である。航空機の火力、巡航ミサイルの火力というのは一過性のものである。そこに敵が現れても、即座に反撃は出来ない。しかし、そこに存在し続ける、そこに敵が現れればこれと戦う事ができる。この存在するという効果の端的な様式が、占領である。占領は意志を強要する上では最も適切かつ強力な作用である。しかも、これは少なすぎてはいけない。完全に敵を武装解除させ、実効的な占領をするには大量の歩兵による強力な占領が必要なのである。

我々の心理は、実のところ、爆撃ではひるまない。たとえ自宅が破壊され、家族が殺されても空爆では、敵意を実感できない。天災に怒りを覚えないのと同じである。我々人間は人から直接に敵意を向けられた時に真の恐怖と憎悪を感じる。これは、デーブ・グロスマンの戦争における「人殺し」の心理学に詳しいが、我々人間はこのようにしなければ本当に意志を強要出来ないのである(その意味では、ルーデンドルフが諦めた事によって終戦を迎えた第一次大戦というのは19世紀以前の色合いが強い)。そして、だからこそ、直接に敵意、殺意、悪意、脅威、憎悪を向けられる歩兵戦闘と占領が意味を為すのである。

そうなると、我々は真に彼ら北朝鮮と戦うには強力な野戦兵力とこれを運ぶ為の船舶(これは民間船舶でもよい)、そしてこれを維持する為の強力な兵站能力が必要である事が分かる。少なくとも、現状の陸自には不可能である。不可能であるが整備は出来る、コスト的にペイするかは皆さんの判断にお任せしたい。

ああっ!! 完全徴兵の大陸軍、動員令の発令で集る予備役後備役、野砲の支援の下に敵の陣地に浸透する歩兵と戦車、徹底的に構築された陣地から一気に投射される対戦車ミサイル、銃剣で突き刺された歩兵の最後の吐息、ミンチになりもはやアイディンティティを喪失した死体、全てが素晴らしい!! これぞ戦争だ、これが戦争だ!! 戦争はこうじゃないといけない!!


現実的に検討すると、北朝鮮は多くの特殊部隊、ゲリラを有しているという。そして、これは日本国内にも多くが潜入しているという。これらに対抗するには、多くの歩兵が必要であるし、また実は戦車というのもそれなりに必要である。

また、国内で陸上戦力が戦えばおしまいというのは、あまりに性急に過ぎる結論である。確かに、民間被害は多く出るが、しかし一連の遅退から、防御、逆襲、追撃という行動をアメリカ軍の途中からの参戦の下に行えば決して勝てない事はない。ヤマサクラでもそういう想定は(最近は減ったが)多いようである。陸上戦力の醸成は数十年かかるものであり、かつ将来が不透明であること、また防御側は主導権を攻撃側に握られがちで最初の攻撃を防ぎがたいことを考えると、こういった本土での陸戦の覚悟を決めておくのは正しいと考える。戦争なんて言うものは敵国を戦場にするか、自国を戦場にするかしか選択肢は無いのだから。

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2件のコメント

[C43] ありがとうございますー

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