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警戒レベルを上げられないワケ

さて、浪人氏のブログ北、ミサイル駄作、油断大敵で浪人氏が警戒レベルを上げそれを維持するべきであるという議論をされていたが、これについて考えてみたい。

 北朝鮮から遠く離れている米国にとっては、脅威と呼べるものは長距離ミサイルとされているテポドン2号のみなのかも知れませんが、海を隔ててすぐ側にある我が国には、ノドンやスカッドミサイルも十分以上に脅威であり、そしてそれらは稚拙とは言え、十分に実用に足ると言えるものです。

 政府・防衛庁の職責とは、威勢の良い事を口にして国民人気を得る事などでは無く、ありとあらゆるリスクを計算し、それらから国家・国民を守る為に尽力する事であると、いい加減に気付いて頂きたい。

 今のような平和惚けした危機意識のまま進んで行けば、仮に北朝鮮問題を無事解決する事が出来たとしても、日本が早晩、滅亡の危機に瀕する事は避けられぬように感じられるものです。

或る浪人の手記-北、ミサイル駄作、油断大敵より

基本的に、威勢のいい事を言うよりも、リスクを計算してこれに対処することが重要であるという見解は全く同意する。また、我々はアメリカと違って威圧するにせよ抑止するにせよ軍事大国でない日本に能力という意味で楽観できないという事も同意する。しかし、だからこそ警戒レベルの維持が難しいというのも反面の事実であると私は考える。

どういう事か。単純に言えばローテーションの問題である。

海軍について詳しい人ならばすぐに分かると思うが、通常、艦隊は整備、訓練、任務と3~4個の艦隊をローテーションを組んで運用している。つまり、いくらイージス艦が4隻あるからと言って常にこれを日本海に張りつけて警戒するというのは全く不可能である。事実、インド洋での補給支援の際にはローテーションが崩壊しかかったと言われている。また、陸上部隊であっても常に部隊を前線に張りつけて戦闘をさせ続けるという事は不可能である事は事実である。

このように考えると、確かに警戒レベルは上げるべきであるが、これを上げ続けるというのは非常に難しいという事が分かると思う。仮に1年もこの状態を維持すれば部隊は崩壊する可能性すらあり、一度崩壊すればそれを立て直すのには非常に時間がかかる。そして潜在的脅威というのは永久に存在しうるものであると考えれば、安易に部隊を任務に張りつけるというのは出来ない。

悲しいかな、軍隊という組織は行動を起したその瞬間から崩壊への道をゆっくりと歩みはじめる。最も端的な例を挙げればナポレオンのロシア遠征などがあるだろう。これは、警戒という比較的軽い任務ですら程度の差はあれど同様にかかってくる問題である。楽観してはいけないという意味では浪人氏の見解には同意するものの、警戒の維持というのはそれはそれで問題が色々とあるというのも見過ごしてはならない事実である。

法政大学での弾圧とかイベントとか

全然軍事とは関係ないが、先日、知り合いの中核派の人に誘われてロフトプラスワンで行われた第6回塩見塾に行ってきた。さて、なぜいくらリベラル左派とはいえ政治的方向性の全く違うお前がそんなイベントに顔を出しているのか、と訝しがる方も居るかもしれない。ここで、とりあえず、事の経過だけ簡単に書いてみる。

事の起こりは今年の春。3月14日の事である。実際はそれよりちょっと前であるが、法政大学にて立て看板の撤去やビラの規制が公示された事に端を発する。当然、これに対して中核派を中心に反対活動が起こるわけだが、3月14日についに学校当局との衝突に発展する。

ここで学校当局に呼ばれていた公安警察(200名程度?)がさくっと29人(そのうち法大生が5名)を逮捕するわけだが、この際には物理的な暴力での衝突が無かった為に拘留延長もつけられず(というか、最近の法政大学の活動家はかなり穏健である。そもそも武力闘争をするにも資金も人も居ない、学生会館が無い今監禁する自治会室も無い中では穏健にならざるを得ないのだろう)、釈放される(当然に不起訴)。ちなみに、この際逮捕された人は中核派以外の法大生も居た。そして、釈放されてめでたしめでたし、で終わると思いきや、その後の文学部教授会で3名が退学処分、法学部教授会はおお揉めに揉めて2名が停学処分という処分が下され今に至る。

当然、私は中核派の政治的な主張に汲みするわけではないし、彼らの過去行ってきた暴力的な活動は許されるべきものではない。その辺については五十嵐先生の五十嵐仁の転成仁語の3月17日、3月19日分の見解に同調する。しかし、それでも彼らが穏健な行動を示している限りは、これを一方的に排除するような事は許されてはならない。ましてや、黒ヘル(急進的なノンセクト)ですらない学生に至っては言わずもがなである。そもそも、上智や青学のようにお上品でもなく、東大、慶応、早稲田どころか明治にも頭で負ける法政大学で立て看板やビラを取ったら何が残るのだろうか。そうでなくても、自由な学問をするという建前の大学では言論の自由は最大限尊重されなければならないのではないだろうか。例えば今の明治大学では公認サークル以外の活動は禁止であり、出版物はすべて検閲の上でないと公表出来ないそうであるが、それは本当に正しいのだろうか。

また、現理事会に対して否定的な見解を持つ法学部教授会が延々と処分を下せずにいたという事は非常に重要である。この辺の問題については前述の五十嵐先生のwebに詳しいが、総長選の改変により総長を教員による選挙から事実上の理事会の指名という形になるという事と、現在の富士見キャンパスの用地買収、建物建築の利権というのは大きな要素になるだろう。

一見すれば単純に過激派が暴れただけと見られがちであるし、報道もそのようにされている。しかしながら、実のところ、私もよくわからない闇が多い複雑な問題である。学費に上乗せされている代理徴収がどうなっているのか(自治会が解体された今、中核派に資金が渡っているのかはわからない)、嘉悦学園の用地買収や新学生複合施設の建設がどういう経緯で決められているのか、今は穏健な学生活動家がこれからも穏健な保障はあるのか、法学部教授会ではどのような過程で決定が下されたのか、教員はどのように考えているのか、第三者評価委員会の人選や影響力はどうなのだろうか。

とはいえ、立て看板やビラその他の言論に関わる行為は認めるべきであるというのは間違った考えではないだろう。国士舘大学の皇国史観研究会さんの意見の通り、たとえ、政治的な立場が違っても、その考えが気に食わなくても彼らが主張するという行為は認めなければならない。それが学生としてブロガーとしての矜持であると思う。

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1万ヒット達成ありがとうございます

おかげさまでこのブログも10,000ヒットを超えました。これも一重に皆様の応援のお蔭です。

ランキングにつきましても、にほんブログ村 政治ブログで14位、人気blogランキング 政治ブログで66位とかなり良い位置につけてまいりました。投票をして下さった方には感謝してもしきれません。

政治系のブログは右派的なオピニオン系のところが多い中で、右派にも左派にも苦言を呈する軍事系のブログがこれだけのアクセス数やランキングの順位を得られた事は内心ほっとしております。これからも人の理性を信じて書いてこうという気持ちになるところです。

理性と知性を信じて、軍事的な知識の伝達にこれからも頑張っていこうと思います。軍事は思想にねじ曲げられない現実であるという事をこれからも書いていきます。だから、何卒、これからも応援よろしくお願いします。

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ナショナリズムに基づく、勇ましいと受け取られる発言(山崎拓)

というわけで、山崎拓の発言である。アメリカのヘリテージ財団での発言とのこと。この問題についての彼の一連の発言については北朝鮮への利敵行為であるという批判が多いが、とりあえずそういった彼の政治姿勢については横に置いて考えてみる。

ナショナリズムに基づく、勇ましいと受け取られる発言が日本の政治家からも相次いでいるという発言だったようだが、政治家からというのもそうであるが、市井の人間の勇ましい発言に私は違和感を感じている。

もちろん、北朝鮮に対して強硬に出るべきという議論は理解できるし、また説得力もあると思う。ミサイルの発射を抑止するといった議論は十分に理解出来る話である。また、勇ましい発言をしている政治家は諸々の条件やコストとベネフィット、政治的効果を考えて発言していると考えれば理解できる。しかし、そうではない人の勇ましい発言というのは理解し難い。政治家であれば純粋政策上の問題としてというよりも、PRや演技という側面もある。しかし、ブログに代表されるweb上の意見はそういったしがらみを排除して考えられる以上、純粋政策上の問題として軍事的な強硬手段という政策を評価せざるをえない。

私は軍事ヲタクであるから、純粋に見ると多くの意見に違和感を感じざるを得ない。それは以前より何度も論じてきた通りである。例えば、戦うという行為は相手に攻撃されるリスクを負うという事物理的なミサイル発射の阻止は現実的には不可能であるという事北朝鮮の工作員、ゲリラ、コマンドゥの脅威抑止を可能にする理論的背景、そういった事は何度も論じてきた。少なくとも軍事的手段を提示するのであれば、諸々の軍事的な条件や結果について検討する価値はあるはずなのだが、それすら怠りながら意見を言う人は多いのが事実である。

ナショナリズムそのものは悪ではない。しかし、愛国、憂国の為に軍事的合理性をかなぐり捨てるのは愚かではないだろうか。それは、彼らが蛇蝎のように忌み嫌う反戦平和主義者のメンタリティと変わらないのではないだろうか。


トラックバックを打った先等の特定のブログを指しているわけではない事を注記しておく。私自身も含めて全ての人が胸に手を当てて考えてほしい問題として書いている。

暴力の限界

先日、よくコメントを頂く対潜臼砲氏とチャットで強制するという行為について議論をしたので、それについて考えてみたい。

まず、基本的に軍事という分野では暴力により人に意志を強要しうるという考えがまず基礎になっている。これは、古典的にはクラウゼヴィッツが徹頭徹尾戦争論で徹した主張である。確かに、これは感覚的に真理であるように思える。しかし、本当にそうなのか、人は常に暴力により意志を強要され続けるのであろうか、疑問が出てくる。

確かに、私も、そしてこれを読まれている読者の方々も直接的に暴力の行使、または行使をされる可能性の提示(要は脅し)をされれば、ほとんどの場合従うであろう。しかし、現実的に考えると、我々に対して、または戦地でもそうであるのだが、常に一人一人に対して警官や兵員がつきっきりで暴力で圧力をかけているわけではない。にもかかわらず我々は法に従って生活をしているし、戦地では住民を軍が従える場合がある。もっと考えると、そもそもその強要をする兵員はなぜ命令に従っているのか(しかも時に命がけで!)という事さえ疑問になる。

実際の戦場を見れば疑問はさらに深まる。実質アメリカの占領下にあるイラクやアフガニスタンでなぜテロや軍閥が跳梁跋扈するのか? アメリカ軍は暴力により強制をしているのではないのか? 実は人に意志を強要すること、人を従わせるという事には暴力は直接的には対応していないのではないか? 疑問はつきない。

以前のエントリで「北朝鮮を信じること」という物を書いたが、ここでは相手に抑止をする為に、いわば意志を強要するためには相手の理性を信じなければならないという事を論じた。ここでの対潜臼砲氏のコメントを引用してみたい。

 相手に何事かを強いる、というカタチを採る以上、最終的には相手が、それを実行すると信じるしかないのです。
 完全に信用しない、というコトは、相手に強いようとしたコトを、自らの手で為す、というコトです。
 すなわち、相手の意思を抹殺し、この手で支配するというコトに他なりません。

 軍事技術的には、選択出来る手段は限られてますね。

北朝鮮を信じること-コメントより

対潜臼砲氏の指摘のとおり究極的に、相手を信じない、または暴力により強要しきれないならば自らで行うしかない。しかし、それは通常現実的ではない。その意味で実情を顧みずに無駄に暴力を信奉する国士様といった連中のエキセントリックな言論は意味がない。

この問題への一つの回答は社会心理学の成果である。アイヒマン実験やスタンフォード監獄実験で証明されたような効果、権威への服従や役割の内面化といった作用は、暴力を相手への強要に繋げる掛け橋となる。プロパガンダやPRといった手法に寄与している成果も十分に検討に値する。

また、こういった問題についてはミシェル・フーコーの議論が参考になるのかもしれない。監獄の誕生―監視と処罰は読まなくてはならない。幸いにも丁度それが専門の先生の講義も受けている事であることだし。結局、フランス現代思想に帰着する問題なのか。以前のエントリで暴力を否定する術を現代サブカルに求めたが理論的背景はジャック・デリダ(というか東浩紀か)にあるわけであるし。

本当に訳がわからない…

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